外国人県民を支援する会
2008年10月16日 pm4:10~6:30
メンバー:組合の代表、弁護士、Kさん
通訳:支援する会のメンバー二人、Yさん、Tさん
Kさんは事故にあって、足はひどい傷害を受けた。入院3ヶ月間、通院10ヶ月間と主張したが、会社から入院2ヶ月間、通院7ヶ月間しか認めない。また会社から150万賠償金を出す提案に対して、Kさんが拒絶した。Kさんは自分が受けた身体の傷害と精神的圧力などを考えて、三百万円余を請求したいから、現段階では組合と会社の交渉は破裂の状態で、今からは弁護士に委託するしかない。
Kさんの主張は当初の退院は病院から強制されたもので、まだ完全に回復してない状態であり、一人で生活するのは難しいのに、寮に帰されても会社から全然助けも来なかった。仲間もほとんど仕事や残業で彼女を面倒見ることができず、週末だけ料理してくれた。何日間も食べなかったことがあり、一人ぼっちで精神的にすごく圧力をかかった。そして、会社から無断欠勤という理由で、彼女を解雇しようとするので、自分は痛みを耐えながら、また出勤を始めた。足は長時間同じ姿勢に置くまま腫れてしまうとか、お尻のところも痛みを感じるにもかかわらず、断続的に出勤した。会社もいったん出した解雇書を撤収した。
しかし、問題になるのは、弁護士さんの手元にある診断書にはKさんが軽作業ができると書いたのである。また、Kさんは退院後の通院回数は月一回二回ぐらいので、その痛みを証明できない。本当に痛いなら、週二三回の通院か、少なくとも週一回の通院は必要である。この点について、より高い賠償金を請求するのはとても難しい。また、Kさんは10月末ビザが切れるし、会社からも三年目の契約を結ばないとはっきり言ってるので、時間はとても迫られている。しかも、二回目の手術をまだ決めてないので、その証明書類がなければ、ビザ切れると強制送還になるかもしれない。
Kさんはなかなか二回目の手術を決められないのは、中国からの家族を待っているためである。しかし、向こうのビザはなかなか出られないようである。Kさんは自ら一回目手術後のつらい経験があるので、一人で手術を受けるのはとても怖がっている。手術後、誰も面倒見てくれないし、会社からも助けてくれないし、斡旋業者からの威嚇電話もかかってくるらしい。しかし、これは一人であるから手術を受けないことは、裁判所からはまともな理由として認めるわけでもないから、Kさんは目前一人で手術を受けることを決めたようである。
結論は、弁護士からのアドバイスは早く二回目の手術日を決めて、まずその証明書類でビザの延長を申請して、弁護士のところに持っていく。また、中部労災病院へ行って、後遺症の級数を診断してもらう。そして、裁判になると、一年か二年かかるし、弁護士の費用は基本費用30万円のうえ、また後もらった賠償金の10%をプラスするのである。あるいは、法律公的扶助の機関「法テラス」も一つの選択肢である。基本費用はかからないけど、最後はもらった賠償金の何パーセントを取るかまた直接に聞いたほうがいいというアドバイスももらった。
また、11月からはすでに会社との契約関係がないので、社員寮を出なければならない。しかし、弁護士はもし二回目手術を受けるなら、その後の住まい問題は、体は完全に回復するまでは社員寮に住めるように、会社に交渉してみるとも言った。また、Kさんが事故のため、三年目の契約もなくなることについて、三年目の給料をもらえる可能性について聞いた。研修生の契約は一年ごとに結ぶものですから、三年目の給料の請求(契約関係もない状態)はとても難しいと言ったが、一応裁判所でもそれを請求してみると言った。本当にどれぐらいの賠償金を出るかは弁護士は保証できるので、この点についてKさんに理解してほしいとあらかじめ言っておいた。
自分が感じたもの:
①通院回数は本当にとても大切である。自分はまあまあ痛みを耐えると思っているかもしれないが、もし何か裁判とかになると、それは自分に対して不利である。
②距離を置くのはやはり難しい。やはりKさんの遭遇を共感してしまう。例えば、手術後のつらい経験や一人ぼっちの寂しさ、体の痛み、会社からの見捨てなどを聞いて、本当に助けたかった。特に二回目の手術をも見守ってあげたいと思いながらも、通訳としての私ならこれを約束すべきではないが、人間としての私は約束したくなる。しかし、自分の力はできないとわかっているにもかかわらず、頭の中ではずっと考えている。私は彼女の電話番号を交換した。その場で、それを拒絶するのは私にはどうもできない。
③150万円の賠償金をもらって、二回目の手術を受けて回復すればすぐ帰国するか?あるいは、一年か二年かかって訴訟を起こし、250万~300万円の賠償金をもらうかもしれないが、また弁護士の費用を支払って、最低は180万円ぐらいの賠償金の裁判結果を待つのか?あなたなら、どちらを選ぶでしょうか?私にとってはこれは本当にとても難しい問題です。一つの「理」を求めたいけれど、一人でいったい「だれ」と戦っているのか、また手術後一人の生活はどうすればいいか本当に分からなくなる。心を強くするのは希望かもしれないが、どこにあるのかなあ。
1 件のコメント:
Kさんが求めたい「理」を求めるように心から祈ります。
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